先日、遊びに来た友人に「ごはん鍋で炊くんだね・・・」と驚かれ、「ああ、鍋で炊くご飯は話題になるんだな」と再認識しました
ということで、私が使っている最強の炊飯鍋を紹介したいと思います
その炊飯鍋とは文化鍋です。10年使っています
文化鍋とは
1970年(昭和45年)頃までは台所の必需品で、主婦にとって料理上手とみなされる条件でもあり、昭和期の小学校では、家庭科の調理実習で用いられていた。
引用元 wikipedia
とにかく70年代ぐらいまで一世を風靡した炊飯用鍋であった、と思ってください
アルミ製・ステンレス製、ガラス蓋・IH対応 文化鍋はいろいろある
これで毎日ラクにご飯を炊いています。
海外駐在も持っていきました。ガスさえあれば、ほとんど失敗なし
鍋でごはん炊くようになった理由
妹の結婚式の引き出物が陶器の炊飯鍋だった(「appeちゃんはこういうの好きでしょう」って言われました)
内蓋がある2重構造の重たい炊飯土鍋(3号用)です
土鍋のデメリット
面白がって使いはじめてみたが、面倒に感じるように。
その理由は
- 陶器ずっしり重い。3号炊きでも重い
- 洗うのが面倒。こびりついたご飯を水でふやかしても洗いにくい。蓋が2枚あって場所をとる
- 気をつけていても焦げる(時間をきっちり計っていても、ウッカリするとすぐ焦げる)
- 割れる(陶器だから、扱いを間違うと割れる)
外蓋だったか内蓋だったか本体だったか忘れましたが、何かのパーツを割ってしまい、使うのをやめました。
文化鍋のすごいところ
土鍋に代わって文化鍋で炊くようになった私が、すごい!と思った理由は以下
- 吹きこぼれない
(糊が少々飛び散ることはあるが、ガスレンジの上に吹きこぼれることがない!) - 軽い、洗いやすい
(構造がシンプル。鍋と蓋、実に洗いやすい。1年に1度ぐらい焦げついても、問題なく焦げつきを落とせる) - すごく丈夫、長期使える
(取り扱いに気を使う必要なし。強いて言うなら鍋のつまみや取っ手などのプラスチック部分を焼かないことぐらい)
火加減は?
「はじめちょろちょろ中ぱっぱ・・・」という呪文のような歌があるじゃないですか
あれで「火加減失敗すると焦げる」「いつ弱火にすればいいかタイミングわからない」
と、びびっちゃうのが鍋だきから遠ざかる原因の一つだと思いますが
全く心配する必要ないです。文化鍋は機械的にやるだけ
- 強火にかける
(3〜5分ぐらいで蓋がガタガタ揺れはじめる) - 弱火にする。10分放置
- 火を消す。10分放置
これだけです!
この「10分放置」だけはウッカリで忘れること多々なのでタイマーかけます
かつてはキッチンタイマー
今は「Alexa10分のタイマーをセット」と声をかける
ときどき(いや、結構な割合で)「あっ、10分タイマー忘れた」っていうことがありますが、なんとなく10分とかなんとなく20分経ったかな?という時に消火して、ほぼ失敗なし。
保温は?
鍋は保温できないでしょ!という方、いらっしゃると思います。確かにそうです。
文化鍋で炊飯した時の保存方法はコレ
- 小分けして冷凍する
- お櫃に入れて冷蔵庫
10年ちょっと前に「炊飯器で保温するより、炊き上がりに小分けして冷凍する方がおいしい」って流行りませんでしたかね
しかしその小分け冷凍すら面倒になった私は考えた
「まとめて冷蔵庫に入れてその日のうちに食べ切ってしまえばいいんじゃね?」
私のような人間のために世の中はちゃんとお櫃を売ってくれています
これで鍋炊きご飯から保存まで楽々、完璧
まとめ
最強の炊飯鍋は文化鍋
キッチンタイマー・文化鍋・お櫃の3点セットで鍋炊きごはん生活がラクラク
appeさんだからできるんでしょ!みたいに思わないでください
私は生まれてこのかた実家が鍋で炊飯しているのを見たことはありません。ずっと電気炊飯ジャー
物心ついた時にはばあちゃんも電気炊飯ジャー
そんな私でも失敗しないのが文化鍋です!
鍋だきご飯に興味を持ったら文化鍋を試してみて。
夫の要望により毎日羽釜で炊いていたこともあったのですが、あれは、普通のガスレンジで炊くもんじゃありませんね・・・
羽釜とかまどって「吹きこぼれが前提条件」の形状をしているとつくづく思います
そんな羽釜を無理やりガスレンジで使用しても掃除に苦労するだけって気がしました